へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

新年度目前の本日の活動

入学式の時期も過ぎ、新年度が始まっています。12時前後の学食が混み合って食料を調達するのにも一苦労…という時期がやってまいりました。先週金曜に取り寄せてもらっていた文献をとりに行ったら入学式だったらしく、スーツはリクルートっぽいのにスッピンなんてお嬢さん方やサークル勧誘のあんちゃんたちが列をなしておりました。春ですねぇ。 へっぽこ講師としての新年度は明日から。新年度を目前にしてまずは授業の準備。準備といっても、オリエンテーション用のプリントの準備とこて試しの問題の仕込みをして…という程度。実質的な授業は来週からですが、テキストも軽く予習。付属CDだと授業をするには使いにくそうなので、出版社に連絡をしてテープを送ってもらうようお願い。テープというとアナログな感じで、今時の学生だとそれ用の機械を持っていないということも十分あるのですが、授業をおこなう時にはテープの方が便利だったりするのです。問題は早起きのみです。初回から「寝坊してしまって、起きてから15分で出てきてしまいました…やばいです」なんてことを講師室で言いたくないし、最初くらいは格好でもやる気を見せておきたいのですが…不安。 その後はぼちぼちと文献読み。 リンクを張らせてもらっているpiedpiperさん(紅茶の国的トルコなデーロン生活。)の日記の柿柳先生の記事を見て、論文を書き続ける(=論文と向きあい続ける)ことが必要なのだと再確認。師匠からも、他の先生からも、「ちょっとずつでも、毎日書け」という趣旨のことをことあるごとに言われてきたので。アドバイスの普遍性に目を開かれるような気分。 論文と向き合っているとアイディアや表現が、ものすごい勢いで降りてくることもあります。でも離れてしまうと、ちょっとしたことを頭から絞り出すのも難儀になってしまうし、日常を引きずってしまうからか表現もどこか落ち着きが悪くなってしまう。投稿論文の書き直しをしだして、そんなことをまたも思い知らされております。常に臨戦態勢でいなければ…。 「論文書かなきゃ…」という思いは常にありましたが、相手が違いますね。向きあうべきは、強迫観念ではなく、論文を構成するひとつひとつの読み。さて、やってやろうじゃないの。