へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

5月発作的勉強会

非常勤先が2日に創立記念日をぶつけてくれたおかげで、本日から黄金週間のへっぽこです。 「いっそ1日も休みにしてくれたら良かったのに…」と思ったりもしますが、”15時限で1単位”という文科省のお達し(週45時間の勉強を前提として予習・講義・復讐の時間をトータルすると15時限で1単位が妥当となったのだと、excite時代に教えてもらった)に抵触してしまうからか、昨日の学校は授業があったのです。連休の合間の平日でも休講になる(当然補講はなし)という状況が当たり前という学部時代を過ごした者としては、文句も言わずに学校に出てくる(休講をするとクレームを出すこともある、らしい)今時の学生さんを見ていると、「時代は変わったなぁ…」と思ってしまいます。 それはそうと、休みになった本日は5月の発作的勉強会でした。今月から”今さらやり直す文学理論”シリーズです。と言っても、先週末のベルサーニの報告で精も根も尽き果てた三十路コンビでしたので、「今日だけは勘弁しておくんなせい」と言いつつ、テキストの要点をざっと確認し合うにとどめたのでした。 それから、次回ゼミのテキスト&必読参考文献も入手いたしました。既読のものも含まれているとは言っても、コピーの束の厚さに、あ然。「それぞれ論文などあるでしょうが」と言いつつ、爽やかにカロリーの高い課題を出してくる我が師匠、やっぱりSキャラです。家に届いていたデリーロの"Libra"とジェームズの"The Princess Casamassima"を眺めつつ、あらためてそう思いました。小説に入るのは11月末からなのですが、それでもちょっとブルー。”針のむしろ”状態に備えて読むとなると、落ち着かなくて、話にひたれないものなぁ。 そのまま、私の手みやげのクッキーと戦友が用意したシュークリームをほおばりつつ、四方山話。なぜか、非モテ女子対策会議のようなものになってしまいました。”どこに行っても「野郎といるようだ」と言われ続けるヲイラには無理な相談じゃぁなかろうか”と、思いつつ。 クッキー@勉強会
ちなみにこのクッキー。量りを買い換えてからの再挑戦でした。きっちり計量しただけに、今回はうまくいきました。お菓子の場合は”適当”はやっぱりダメなのね、と実感。