へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

飲んだくれ部の前に

昨日はゼミ。 必読参考文献のフロイトがとくに消化しきれぬなか、大学へ。とりあえず、学食で腹ごしらえ。 学食のきしめん
”本格”きしめんに、もずくとバイキングのサラダ類という取り合わせ。(わたくし、なぜか学食だと麺類ばかり食べています。もともと麺好きというのもあるけれど、学食メニューでは麺類は当たり外れが少ないと思うのです) 最後のあがきでフロイトととっくみあったのち、教室へ。図らずも”餌づけおばはん”となって「嗚呼、我がチョコレート…」と呆然としていたところ、師匠がやってきて授業は開始。 フロイトの"Three Essays on the Theory of Sexuality", "Beyond the Pleasure Principle", "Economic Problem in Masochism"をざっと確認したのち、本題のコプチェク(Imagine there's no womanの一部)へ。コプチェクは、前回のベルサーニとリンクしていたため、「そだそだ」と思いつつ、報告を聞く。前回報告者のつよみで、ちょこっと喋ってみたりなんかもする。参考文献では重要度の高い(今回のコプチェクはもちろん、前回のベルサーニも)ものとして、フロイトの"On Narcissism"ともう1本の論文もあったのだが担当者がなぜか姿を現さなかったので、本日は4時間ほどの報告で終了。理論を精読する形式の授業は久しぶりなので多少グロッキーにはなるが、気合いが入るし、出席していても愉しい。Sキャラ師匠に師事するどMの弟子だもんで。 ゼミの後はもちろん、飲んだくれ部の活動。後輩と最寄り駅近くの居酒屋で四方山話。