へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

息抜きあれこれ

発表が終わったのに寝つき・寝覚めが悪くさえたところのない今日この頃。しかしぼけぼけしてもいられない身分なので、復調目ざして
こちら
を読んだりしております。ちなみにこちらは、次回の研究会で扱うものです。映画もいろいろ見ておきたいなと思ったりも。非常勤もなく時間的にゆとりがある今のうちに、博論計画書の軌道修正(これまで発表したものと照らし合わせつつ)やインプットをワシワシと進めていきたいところ。 昨年末以降はドタバタとして日々を過ごしていましたが、そんななか、こういうもので息抜きをしていました。ゆるすぎで、しかも食事ものが多いですけど。
愛がなくても喰ってゆけます。 愛がなくても喰ってゆけます。
よしなが ふみ (2005/04/16)
太田出版
兄の差し入れ(1)。 私は蘊蓄はたれないですが、”うまいもの”への執念には激しく共感。この漫画を読んでいると、猛烈にフレンチが食べたくなります。フレンチに縁がない暮らしだけど。
大奥 第1巻 (1) 大奥 第1巻 (1)
よしなが ふみ (2005/09/29)
白泉社
兄の差し入れ(2)。 男女が逆転した設定の大奥の物語。策略が渦巻くどろんとした雰囲気が良いです。ちょっとしか出てこないけれども、将軍吉宗の”暴れん坊”具合ににんまり。2巻を読まなきゃ。
リトル・フォレスト (1) リトル・フォレスト (1)
五十嵐 大介 (2004/08/23)
講談社
リトル・フォレスト 2 (2) リトル・フォレスト 2 (2)
五十嵐 大介 (2005/08/23)
講談社
兄の差し入れ(3)。 女一人の自給自足生活を描いたもの。家を出た母親のことなどを主人公が考えたりしていて、自給自足生活たたえるだけのものではありませんが。なじみのある食材がたびたび登場してくることもあり、懐かしい気持ちになりました。
コレラの時代の愛 コレラの時代の愛
ガブリエル・ガルシア=マルケス (2006/10/28)
新潮社
「愛」というものは、折り合いをつけながら作り上げていかないから手間も時間もかかるし、欲望もかかわるから厄介だけれども、それでもそういう関係性を築いて手にしていたいと思わずにはいられない。「愛」に伴う面倒や老いというものがきっちりと語られているからこそ、読後は爽やかで希望が抱けるのかも。
孤独と不安のレッスン 孤独と不安のレッスン
鴻上 尚史 (2006/06/10)
大和書房
だからどうなるというわけではないけれども、ふと腑に落ちるような言葉にぶつかったりします。
ぼくの人生案内 ぼくの人生案内
田村 隆一 (2006/12/05)
光文社
詩人の田村隆一さんに寄せられた悩み相談。洒脱な風情が漂っています。「詩人からの伝言」で知ってから、お気に入り(読むのはもっぱらエッセーだけど)。こういう人と茶飲み話ができる立場だったら、どんなにか素敵だろうと思ったり(もはやただのミーハー)。
熱血ポンちゃん膝栗毛 熱血ポンちゃん膝栗毛
山田 詠美 (2006/12)
新潮社
”熱血ポンちゃん”シリーズの新刊。のほほんとしながらの言葉の小姑ぶりも楽しみだけれども、”うまいもの”への執念に激しく引きつけられてしまうのです。宇野千代先生を見習っているくらいだから、詠美さんも料理本を出してくれないかなぁと思ったり。
リクガメが100%喜ぶ飼い方遊ばせ方―自分に合った種類の見つけ方から快適カメ・ハウス作り、病気のケアまで リクガメが100%喜ぶ飼い方遊ばせ方―自分に合った種類の見つけ方から快適カメ・ハウス作り、病気のケアまで
霍野 晋吉、吉田 修 他 (2003/08)
青春出版社
本気でリクガメを飼おうと思い(犬猫類は禁止の部屋なので)、手に取ったもの。しかし、リクガメを100%喜ばせるとなると、なかなかに大変であることを学習。
富士丸な日々 富士丸な日々
穴澤 賢 (2006/04/27)
KKベストセラーズ
人気ブログの書籍化(DVDつき)。「ほぼ日カメラ」で知った富士丸君、寝てばかりと言われながらも、表情豊かでかわいいのなんの。そんな富士丸君への父ちゃん(料理上手)のつっこみがまた、なんとも絶妙で笑えます。年代が近いため、父ちゃんが繰り出すネタがまたツボにはまるし。富士丸君の姿を眺めては、次に引っ越すときは”ペット可”の部屋にするぞと誓う今日この頃であります。