逃避の

世界に逃げ込んでいる感じ(こちらで”現実逃避”タイプと診断されるくらいだもの、仕方ないか)ですが、最近読んだものです。ブログの再開して以来、研究にかかわることを書いていないなぁ…。
リープ・イヤー リープ・イヤー
スティーヴ エリクソン (1995/06)
筑摩書房
本当に長いこと積ん読になっていたもの。1988年の大統領選を追うエリクソンと、彼の前に姿を現したトマス・ジェファーソンの奴隷(愛人)のサリー語りとが交差しつつ、「アメリカ」が語られます。ここで描かれる選挙から20年に経とうとし、また大統領選を迎えるアメリカ/合衆国をエリクソンはどう語るのだろうかと、そちらの方がむしろ読んでいて気になりました。
はじめての文学 村上春樹 はじめての文学 村上春樹
村上 春樹 (2006/12/06)
文藝春秋
はるか昔に『ノルウェイの森』を手にしてから、村上春樹のものは食わず嫌い状態でした。田舎のおぼこい高校生だった当時の私には、あの作品が”純愛”と評されることが全く理解ができなかったのです。そんなわけで、カーヴァーの翻訳を読むことはあっても、小説の方はそのまま敬遠しておりました。しかし、ノーベル賞をとるかも…なんて話もある今日この頃。ろくすっぽ読みもしないでけちをつけるのもどうかかと思い、再入門としゃれ込んだわけ。短編やショート・ショートを集めたこの本だけではいかんとも言いがたいので、さらに長編を読んでみようと思います(と書いているということは、どうもクセになってしまっているらしい)。