さびしさの授業 伏見 憲明 (2005/01) 理論社 この商品の詳細を見る |
しみじみ
どうしても起きられず、結局、一日中部屋にこもっていました。誰と言葉を交わすこともなく、ひたすら洗濯したり、ひたすら試験を作ったり。
今年は人生の一つの節目になるため、ここ10年ほどのことを振り返っては、あれこれ考えたりします。惰眠をむさぼるなど、今週はまるで駄目な暮らしぶりではありますが。この節目に自分を取りまくものが大分変わりそうなこともあってか、人間関係のことを考えることがとくに増えました。残っていくものもあれば離れていくものもあり…なんてことを、しみじみと考えるのです。離れていくものの方がなんだか多いように思われて動転したり、寂しさがさらにつのったり。結局のところ、手前のことは手前で始末をつけるしかないんだから…と、自分を納得させてみたり。節目であっても、相変わらず大人気はないけれど。
不意に動転する今日この頃に読んだのは、こちら。
寄り道パンセのシリーズだけに表現は平易だけれど、あなどれません。