へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

アタフタしつつ

学期末が近づき、「試験をつくらにゃぁ…」と妙にアタフタしている今日この頃。これは、夏の仇をうつとばかりの勢いで、年末年始を実家でのんびり過ごしたつけというものなのでしょうか。ふたたびの乱高下から態勢を立て直すためでもあったのになぁ…。しかし、これからは思うままに羽ばたくと決めたわけなので、アタフタしながらも週末には出かけておりました。 まず土曜日は、英文学会関東支部の月例会へ。シンポ(「自伝/ライフライティング研究に何ができるか」)と名作を読むのセッションで耳学問。良い勉強の機会ではあったのだけれども、シンポでは非常に身につまされる場面もありました。創作マニュアル本に書かれていることが、博論がなかなか進まない自分には耳に痛いものだったものですから。実際、某先生は「院生に言ってやりたい」と書かれていたし…。 そして日曜は、同期で集会。今回の話題は、研究や非常勤の状況が中心。メンバーは専門もアプローチも異なっているのだけれども、理論というものに対する考え(志にもつながってくるもの)に相通ずるものがあったり、英語で書くこと*には頭を抱えていたり…ということが判明したのでありました。堅めながら至福のガールズトークののち、お互いの健闘と次回の実施を堅く誓い合って、解散。 試験(ということは成績処理)もあるけれど、学会やら集会で刺激を受けたことだし、がんばっていきましょう。 *全員が外部出身なので、学部段階でどんな指導を受けたかというのが発端。いきなり実地に入ったなんて恐ろしい経歴の持ち主は私だけだったけれども、継続的かつ系統だった訓練はそう望めるものではないらしい。学部を出てから10年は経つので、状況は変わっているのかもしれないけれど。