しみじみ
晴天。歩くのに心しておかねばならないのは、むしろ今日のほうかも。雪が降らないところにいると、底が滑りやすい靴しかないし。
東京にもさもさと雪が降った昨日、実家からと連絡がありました。便りがないのがよい便り(便りがある時はロクなことがない←経験則)を旨とするへっぽこ家では、非常に珍しいことであります。しかし、時宜を得た「大丈夫?」のひと言に、自分も気づかわれているのだ…と、しみじみしたり。思えば学部あたりまでは、気づかいのなかで暮らしていました。気づかいにくるまってぬくぬくとしていたっけ。
もちろん、上京してからも厚意に支えられ続けています。でも、人間関係がそれなりに込み入ってきたり、年をとってコムスメでばかりもいられなくなったり…で、妙に頑なになってしまったような気がします。ぬくぬくとさせてもらっても大丈夫なところでもかたさが抜けず、なくしてしまったものもあったっけ。
思いがけない連絡で、そんなことをとりとめもなく考えたのでありました。