電車に乗って

行動範囲を広げてみようと、電車に乗って外出。翻訳の参考資料などを求めて・・・ということにして、県立図書館に行ってみたのです。展覧会や映画上映会などがおこなわれる市内の複合施設(←妹の大移動にあたり情報収集をした兄から偵察の指令が出たものの、まだ行けてはいない)のような派手さはないけれど、居心地も使い勝手もよい感じであります。とはいえ、電車移動では頻繁には利用しにくいなあとも思ったり。やはり、可及的速やかに車を入手せねば。


図書館へ乗り込む前に、インドカレーで腹ごしらえ。

食事をしながら、思わず母校を懐かしんでしまったり。なぜにカレーと母校が結びつくのかと言えば、研究会や講演会を催した際には、二次会として学校前のインド料理屋になだれ込むというのがお約束だったからです。まっただ中にいる頃にはキレたりコワレたりすることが何度もあって分からなかったのだけれども、いろいろと恵まれていたよなぁ・・・などと、ナンをむしりながら、しみじみと感じたのでありました。大移動を強く望んでいたいじょう昔を懐かしがっていても仕方がないわけで、今度は自力でそういう環境を作り上げていかねばと気を引き締めもしたり。

それから、車中のともはこちら。

世界文学必勝法

世界文学必勝法

就職をしてからというもの、「まずは文学に興味を持ってもらうことからか・・・」と思うことが増えました。で、そのためには、「じゃあ、読んでみるか」と思えるよう、堅苦しくなく案内ができるようにならないといかんわけです。そんなことをぼんやりと考えるようになっていたところに出くわしたのがこれ。『世界文学全集』もおもしろかったしなぁ・・・ということで、手に取りました。


たとえば映画についてなら、あれはよかったな、とか、私のベスト1はこれだ、なんて語る人がいっぱいいて、そういう本は山ほどある。世界文学についてもそういうふうに、お気楽に語ってもいいんじゃないか、と思ったのだ。


という著者の立場には、異論もあるでしょう。でも、「今どきの子は本を読まない」と嘆きつつ研究を続けるよりは、お楽しみとして文学を語って裾野を広げていった方が先は明るくなるのではないかと思うのです。まあ、そんなことを考えるのは、文学部がないところに就職をしたからだったり、「本を読まない今どきの子」に限りなく近いところにいるからだったりするのだけれども。