へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

学ぶ連休

世の中は三連休。夜にひとり部屋でワインをかっくらったくらいで、日中はあれこれ学んでおりました。しかも、基本は引きこもり。


例外的な外出は、こちら(↓)。

http://cho-shu-forum09.g.hatena.ne.jp/tmrowing/

授業実践について耳学問。授業運営について、あれこれ頭を悩ませてきたのだけれども、昔ながらの「英文和訳」の授業から抜け出せないでいる自分自身が最大の問題であったのだと、思い知らされる一日でした。

学生時代に「英語教育」を研究テーマとすることがなかったぶん、実践となると自分が(生徒として)経験したものにならうこととなります。しかし「ゆとり」世代の平成生まれが相手となるとまったく勝手は違うので、自分が受けてきた手法ではたちうちできずに途方に暮れる…。こういった現状を打破するためにも、ほかの先生の実践例を体験できる、非常にありがたい機会となりました。

夜道の運転に不安があるため(じっさい、夜道はこわかった)、懇親会への出席はあきらめ、主催者の先生にあいさつだけして帰宅。


不慣れな夜道の運転で高まった緊張をほどくため(←いいわけ)にワインをかっくらい、『3月のライオン』を読む。

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

人と人とのつながりのあたたかさにきゅんとなり、目頭が熱くなったり(←人の”あたたかさ”や”やさしさ”に飢えている三十路)。


引きこもりの二日間は、なんだかんだで棚上げになっていた翻訳(すみません)。まだ訳さなくてはならない章があるのだけれど(すみません)、チェック原稿とのにらみ合い。おのれの英語力および日本語力のひどさに茫然自失。穴に入って出てきたくないくらい、恥ずかしくなる(ご迷惑をおかけしております)。しかし穴に入ってもどうにもならないので、訳出の仕方や日本語の表現を勉強させていただきました。これを踏まえて、訳してある別な章の推敲作業に入ります。


目の前のことに追い立てられてばかりいては、いかん……と思い知らされる連休でありました。