へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

神戸とか、引っ越しとか

つぶやきのまとめ記事でお茶を濁しておりましたへっぽこです。ご無沙汰しております。鵜匠としてお務め(←については気負いすぎているという説もあり。「年度末までもたなくなるから、力をぬきなさい!」と、同僚数名から忠告を受けていたり)やらなんやらで、アタフタしているうちに6月をむかえてしまいました。いやはや…。もはや季節外れという感も否めない話題も含まれておりますが、とにもかくにも、ここ2週間ほどの近況報告。



5月29日(土)〜30日(日)は、日本英文学会全国大会に遠征。29日にはid:shintakさんらの「1950年代英文学を歴史化する」のシンポ、30日には「Noisy Blackness」のシンポと特別シンポで耳学問耳学問としゃれ込んでみたものの、鵜匠/おかんモード全開になってしまっている情況では、「とにかくとてつもないこと話しちょる」と思うばかりの体たらくではあったものの、たいへんな刺激になりました。プロシーディングが出たら、聞いたことを少しでも消化できるよう熟読したいと思います。


英文学会の会場では「へっぽこさん」と声をかけていただいたり、「twitterでお茶を濁すな!」とか、「非モテネタが足りん!」とかと叱咤激励(?)を受けたり。本年度はあらゆることが後手に回っておりますが、みなさんに娯楽を提供できるように、ネット上での活動も復活させていきたいところです。しかし、学会ではブログ以外のことも話題にしてもらえるようになりたいものだなぁ…とも思ったり。その一方で、何か話題にしてもらえるものがあるというだけで悪くないのかもしれない…とも思ったけれど。


今回の遠征では、先輩や友人の話をいろいろと聞くことができたというのも大きな収穫でした。目の前のことに追いたてられているとつい根性が曲がってしまうのだけれども、就職をしていった同年代の仲間の話を聞いていると、大変なのは自分ばかりではない(というか、自分なんかはまだまだ甘い)ということを痛感しました。研究室と研究費をいただける身分であるというのは実は大層なことなわけで、このことは肝に銘じておかなければいかんのだよなぁ。



神戸から帰還してからの一週間は、職場では小テストの採点や中間試験の採点に、家では梱包作業に追いたてられておりました。で、先週末の6月5日に引っ越し。


twitterのつぶやきで、「すわ、脱非モテか!?」と色めき立ったむきもあるようですが、そんな桃色な空気は微塵もなく、あいかわらずひとりで飲んだくれて暮らしております。「街に出たい!!!」(←官舎を引き払う理由としてそう言い放ったら、総務の人びとに大爆笑されたけど)という念願が、ついに叶った次第です。