「人生二毛作」のすすめ


自分の場合は一毛作目にあたる今のつとめをなんとかしないといかんだろうよ…と、自分で自分につっこみつつ、ふむふむと読む。いざという時にむけた備え(二毛作目の作物探しおよび経済的基盤作り)、淡々とした規則正しい暮らし(型のある暮らし)、自分の頭で思考すること、前向きであることあたりが、長い人生をきもちよく過ごす肝のようです。


留学経験も学位もない自分が今後とるべき道というのは考えておかなければいけないわけで、それゆえ、日本語にかんする研究に踏みだしたいきさつや留学に対するスタンスについて述べられている部分が個人的には興味をひかれました。


参考になると思われるので、以下目次。

はじめに

第一章 意気軒昂な八〇代へ向けて
 まず、自分の足で歩く
 転機と見たら、意を決した行動
 四〇代になったら「将来の仕事」を考える
 第二の人生に備えた資産作りは三〇代から
 預金、保険には頼らない
 五〇代でのもうひと苦労
 サラリーマン社会の成熟

第二章 脳をいつまでも生き生きとさせる生活
 ウォーキングはたのしい
 一日に一度は外に出る
 心のエコノミー症候群
 男子、厨房に入るべし
 料理は論理思考、調理はエクササイズ
 老いて学べば、死しても朽ちず
 ひと味違うことをやってみる

第三章 人生二毛作、つきあいの作法
 賞味期限切れの友情は、捨てるか買い換える
 淡い交わり、大きな収穫
 お山の大将になる
 「若返りの秘薬」のおしゃべり
 「ホースト」の歓び
 義理人情のしがらみ

第四章 知的生活の極意
 自分で考える独創力
 真似をしない
 寝かせて熟成を待つ
 まず忘れる
 危ない読書—本に読まれない
 ベータ読み
 価値観に味つけをする読書
 身辺雑事のなかの思考の種

第五章 前向きの人生観
 第二の人生、マイナスからの出発
 生活の型をつくる
 感情の自動処理
 忘却は天の恵み
 小脳を大切に
 人事を尽くすのは三割
 後半生のたしなみ
 「仕事の最中」と「ポックリ」

第六章 人生九〇年代の養生訓
 病は気から—自然治癒力を信じる
 私家版「養生訓」
 首まわりを冷やさない
 冬場の風呂は温度差に注意
 風邪気味のときの生姜紅茶
 ウォーキング中は無心
 声を出す
 目と耳のエクササイズ
 心のもちよう

あとがき