どうしてもへたる

内地研究で論文とにらみあい日常的に接するのはうさぎのみという日々では、たいした事件もなく時間が過ぎていきます。思春期男子の予測不能な言動と接したり、あれやこれやのお務めが降ってくるセンセイ稼業をしている時とは違い、気持ちがささくれるようなことはほとんどおきません。「させろ」と言い続けた研究に集中できる、おだやかでしあわせな日々です。あれやこれやを免除されているだけに、どこまでも机に向かっていられると思っていたのですが、そんなことはないんですね。平穏だろうとなんだろうと、へたれる。夕刻になれば抜け殻状態になる。

 

研究期間も半分が過ぎ(残すはあと4ヶ月)、どうやったら職場に戻った時に仕事と研究を両立していけるのかについて、ぼんやりとではあるけれど考えることが増えてきました。完全にひとりもんだった頃(=うさぎの母ちゃんになる前)でも、「帰ったら、もう抜け殻」とぼやき続けた自分です。そんな自分が、中年で体力は衰えていくのに職場での任務は増えていく(たぶんそうなる)なかで、どうやって気力体力と自分の時間を守っていけるのだろうか、と。考えたところで答えが出ることはなく、結局は今までと同じように、研究の方の手が止まらないように逃げられない締め切りを設定してちょっと無茶をするということに落ちつくかもしれません。

 

どんな暮らしでもへたってしまうのだし、手を止めないということだけは守っていきたいものです。