へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

韓国旅日記(3)

こんにちは、へっぽこです。 文献を読んだり、投稿論文の手直しをしつつ、のろのろと暮らしております。どうも睡魔に敗れがちであるため、何号か前のR25に載っていた居眠り防止装置を入手しようかと本気で考え中であったりします。 ちなみに本日は、数か月放置していたロデヲ号をかっ飛ばして大学の図書館に返却に行ってきました。そのまま勉強してくるつもりだったのですが、蔵書整理最終日で閉館中。おのれの目のふしあなっぷりを毒づくも、ロデヲ号の快調ぶりにご満悦で帰路についた…のですが、「ハイ、そこのバイク止まって~」と白バイに呼び止められて、再び暗転。ええ、またやってしまいましたよ、三車線での右折を。旧友f君のお告げ、「原チャはつねに左車線!」を肝に銘じつつ、今後はかっ飛ばすことにします。 それでは、本題の韓国旅日記の第3弾。今回は2日目の続きであります。 韓国新女性に関するレクチャーの後は、再びキョンソン庵(だったはず)へ。こちらで比丘尼僧のお話を聞きつつ、お茶をいただきました。 白蓮茶
いただいたのは、”白蓮茶”というもの。これは生の蓮の花を水につけて香りをうつしたものなのだそうです。お手製の蓬の団子と西瓜とともに、いただきました。 こちらでは、彼女たちの師にあたる金一葉のこと、いただいたお茶とお茶うけのこと、寺での暮らしなどについてお話をうかがいました。お話も興味深かったけれども、なんといっても尼僧の皆さんの醸し出す雰囲気が素敵なのです。清らかで、おおらかで…心が洗われるよう。同じ空間に居合わせているだけで、まさに「私の中の良からぬものが…」と流されていく気分を味わったのでありました。 お茶会で清々しくなったところで、修徳寺に戻って夕食。 2日目夜
お寺ですので、精進料理ということで肉・魚類はなし。また、残すことも厳禁ということで、ビュッフェ形式なのです。豆や栗の入ったおこわ(手前左)がおいしうございました。それに対し、青唐辛子の醤油漬け(と思われる)は、辛さとしょっぱさに悶え苦しみました。とはいえ、もちろん食事はきっちり完食。 食後は再び境内に。19時からの勤行が備えてか、境内にはお坊さんの姿がちらほら。 勤行
そして時間とともにあちらこちらで勤行が始まったのでした。私が目にしたのはこのような太鼓を叩いてのもの。実際には何人かのお坊さんが交代でおこなっています。さらに寺の中での礼仏にも参加。とにかく見よう見まねで、勤行をしたのでありました。 以上で2日目のプログラムは終了で、徳山温泉にある宿へ。 2日目部屋
2日目の宿はこんな感じ。このホテルにはオンドルの部屋もあって、留学生のみなさん、通訳として大活躍のFさん、飲兵衛の英文科チームで集結し、宴となったのでありました。留学生のみなさんには、「日本人は飲まない(宴を好まない)」という印象があったそうで、食事の度に「ビール飲みたい…」とつぶやき、解散となれば「ビール!ビール!!」と勢いづく我らの姿は意外であり、好ましくうつったそうです。映画に、結婚の有り様に、学生運動に…と、この夜はさまざまな事について語られたのでした。しかし、不覚にもすぐに酔いがまわり、それにともなって睡魔にも襲われてしまい、早々に退散したのありました。