へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

もう何度目になるか分からないけれど

土日と日本アメリカ文学会の全国大会で大阪に行きました。


耳学問をし、旧交をあたため、ついでに暴飲暴食をするのに、学会というのは良い機会です。とくに就職を機に東京を離れてからは、目の前の仕事にアタフタするばかりでゾンビ状態になることもしばしばで、師匠に会ったら「バカ!」とお叱りをうけてもいたしかたないような有り様です。そんなすっとこどっこい化いちじるしい状況にある私にとって、今回の全国大会も自分の襟を正すことのできる貴重な機会になりました。


学会に出るたびに感じることで、もう何度目になるのか分からない決意なのですが、「もっと小説を読もう」と思いました。まあ、それ以前に読むべきものはたくさんあるのですが。

今年度は、学校で予算をつけてもらって拡充できたこともあって、教材用の多読図書ばかり読んでおりました(多読をしていると楽しく、また、心が洗われるような気持ちにもなるものですから)。研究者としては間違った比率で読書をしていました。が、これからは多読図書(教材)はひかえめで、研究関連の図書の比重を高くしていきたいと思います。また、昼間のアタフタの反動なのか、帰宅後はダラダラしてしがちだったので、そのあたりの生活の改善にも努めたいと思います。


以上、もう何度目になるか分からない決意の表明でした。


それから、どうでもよいことですが、学会からの帰りに遭遇できた戦友から、絶好の出会いのチャンスを私が失ってしまったことを知らされました。鵜匠としての務めがあって辞退せざるをえないとはいえ、無念です。こういうところに、自分の非モテさを感じます。