へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

シラバスを書き始めたりなんだり

年に1度の重大業務を終え、気がつけば3月も3分の1が過ぎていました。そんな日々の覚え書きであります。

 

2月27日(土)

日本ナサニエル・ホーソーン協会東京支部(オンライン)にて耳学問。講師は成田雅彦先生。

 

襲撃を受けて囚われの身になったものの捕囚先の先住民を虐殺して逃走を果たしたハナ・ダストン(彼女についての話をホーソンは書いている)についての発表。そもそもダストンのことを知らなかったので彼女の体験そのものが興味深かったのですが、さらに興味深かったのが、19世紀になってダストンの話が掘り起こされる際の「女らしさ」の理念と「明白なる天明(Manifest Destiny)」の結びつきです。

 

移動がままならない状況にはフラストレーションはあるものの、刺激的なお話を気軽に聞けるようになったことに幸せを感じたり。

 

 

 

3月1日(月)

本務校のシラバス入力が解禁。教材を決めていた語学と大筋の内容は変えない講義科目については早々に入力。悩みどころは演習(という名の授業)と大学院。大学院が悩みどころなのは、学生を迎えることになる(はず)のため。

 

 

3月2日(火)

来年度から兼業をする(=非常勤に行く)絡みで問い合わせをしてみたところ実は現住所では普通に自動車の入構が可能なことが判明したため、自動車通勤を開始。

 

 

3月3日(水)

課程(学科)内のワーキンググループの会議。あとは、研究発表の準備。

 

 

3月4日(木)

昼に労働組合(学部)の女性教員の集まり(オンライン)。ワンオペ育児まっただ中の同僚が置かれている状況をただひたすらに聞くかたちに。「こういうことになるのなら、私には無理…」と、聞きながら思う(こうして私は独り身街道まっしぐらになるのである…。いや、私の場合はただ単に持てなさすぎて伴侶ができないだけですが)。

 

 

3月5日(金)

学部の教授会と大学院の教授会。

 

 

3月9日(火)

課程ないのワーキンググループからの絡みで開催された会合で、執行部の考えを聞くなど。

 

 

基本的には研究発表の準備で資料とパソコンと睨み合う日々を過ごしておりました。そんなところに自動車通勤を始めて運動不足になったからか、眠りが浅くなったり、ひどい時には足をつって5時前に目覚めることになったり…と、なかなかに踏んだり蹴ったりな感じです。いやはや…。