へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

某大某ゼミ飲んだくれ部も始動

帰宅してみたら日付が変わっていたのですが、14日(金)からゼミも始動しました。脳天気に教室に行ってみたら、ゼミだというのに演習室がすし詰め状態で、あ然。初回はオリエンテーションのみのゆるめでしたが、昨年度の沈滞ムードと今回の人口過密状態への牽制から「耳学問禁止令(=読まずして演習室の敷居をまたぐべからず)」が師匠より発動。本年度は批評理論中心でカロリーも高めなのですぐに人数は減ると思われますが、はてさてどうなることでしょうか…。退化が著しい現状もかえりみず、生来の気の短さゆえに初回授業の報告に名乗りをあげてしまいました。しかも戦友まで巻き込んで…(Eちゃん、ごめんよ。お互いに傷をなめ合おう)。ベルサーニを読みこなせる自信などありませんが、ゼミで沈黙することの方が耐えられないので、アホなりにやれるだけのことをやってみます。 ゼミ後のゴタゴタが落ち着いた後に、飲んだくれ部としての活動も実施。昨年度はかなり下の後輩と飲んだくれておったのですが、今回は年の近いメンバーと。同年代のゼミメンバーは非常勤などでゼミに出ることもままならず(教歴を得るためのもののはずが教歴[←という時は中高での経験は含まれない]がないと手に入れるのに難儀をするし、言われるままにオファーを受けるしかないというのが現状なので、非常勤があるのでゼミに出れないという事態は普通に起こるのです)、飲んで語り合うのは久しぶり。いろいろと情報交換をし、有意義な時を過ごせました。 飲んだくれていて改めて思いましたが、仲間ってやっぱり良いです。今週は異業種交流会が重なったので、よけいにそう思います。講師という肩書きからすると妙に思われるかもしれませんが、愛想良くはできても人見知りで深く狭い付き合いを求めがちなので、会食のような社交って、なんとなく落ち着かないのです。 ちなみ飲んだくれ部以外の社交は、文字通りの異業種交流会と合同コンパ(といっても、こちらも異業種交流会に限りなく近かった気がするなぁ)。前者は前にいた非常勤先の同僚の方に紹介してもらったもので、普通に学生をしていたら出会うことはなかったような肩書きの方々と会食はできるのですが、気の利いたことも言えず名刺を差し出すだけ…と、なんとも情けないありさまです(それでも、名刺コレクションは増え、政財界のお話をうかがえるので勉強になると思う)。後者は学部の先輩とのつながりでおこなったものですが、へたれ院生としての暮らしを説明しているうちに軽くお説教をされてしまいました。まぁ、合コンにかぎらず、異業種の方と話をする時には往々にして起こることではありますがね…。 合コンと言えば、予備校に勤めていた頃には「合コンしません?」と複数の同僚の先生方に言われたものですが、実際に挙行されたのは一件のみでした。う~ん、結局、社交辞令なのよねぇ。合コン以前に「口説けよ」とあるCMのMEGUMIちゃんのようなことを思ったりなんかしたりしてましたがね。そして、最終授業(女子クラス限定)で「口説けよって思っていたけど、ホントに私なんて眼中にないって感じなのよ!」という話をすると生徒は大受けしたり、「そういえば、男の先生ってもと生徒とくっついてる人が多いし、そんなもんかねぇ…」と妙な納得をされたりしたものでしたねぇ。なんだかなぁ。もと同僚のみなさ~ん、合コンは今でも受付中ですからね、よろしく頼みますよ!(なんちゃって)