あまりに暑くて、ヘロヘロです。暑さしのぎのため、早く田舎に帰りたい…。とはいえ、文献読みやら、ネタ帳仕込みやら、ドラフトの見直しに勤しんでいる(つもり)の今日この頃、であります。
まだまだ続く、へっぽこの韓国旅日記。今回は大充実の3日目のランチ編です。
植民地支配および独立運動に関わる人物をたどるというのが3日目のプログラムであるわけですが、柳寛順(ユ・グァンスン)についてのプログラムを終えて昼食へ。
「肉を食べたいよねぇ~、サムゲタンとか…」という留学生チームのつぶやきが届いていたのか、どどーんとお肉が食卓に登場しました。セレンディピティーか?しかし、メインの前にも食卓が華やかなのがこちらのお約束です。
座席に着いた時は、こんな状態。手前の青唐辛子では思いっきり”当たり”を引き、悶絶いたしました。そうこうしているうちに、
こんな感じの麺が登場。ビビン麺のようなおもむきで、ウマウマ。「しっかし、和辛子っぽい辛さじゃない?」なんてことを言い合っていたら、ついにメインが登場。
鶏肉でございます。サムゲタンのお肉本体が登場したと思ってください。まさに、朝食時の留学生チームのつぶやきが叶った瞬間でありました。わっせわっせと解体し、塩を散らしていただきました。お味は…聞くだけ野暮ってものです。
大充実の3日目のランチはまだまだ終わりません。鶏肉の解体に励んでいるスキに…
こんなおかゆまで登場。ちなみに中央の茶色いものはおこげです。もち米を炊いたものなので、おこげも香ばしいお餅状になっていて、やはり聞かずもがなのうまさ。
お腹はいっぱいだけど残すのはイヤ…といつまでも食べ続けていたら、またもや食いっぷりを絶賛されました。「日本人は小食だと思っていましたけれど、いやぁ、へっぽこさんは本当によく食べますねぇ」だって。このように誉めちぎってくれた留学生のKさんによると、韓国ではよく食べる人は福を招くというので喜ばれるそうです(うろ覚えだけれども、とにかくKさんは”よく食べる”=”縁起がよい”という趣旨のことを教えてくれたの!)。ああ、なんて素晴らしい考え方なのでしょう。パンパンのお腹を抱えつつ、「ビバ、燃費の悪い自分!!!」とココロの底から思ったのでした。どんどん細身になっていくという既製服をめぐる状況があるので、燃費の悪さを思う存分発揮し続けることは難しいのだけれどね。
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