へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

即席前夜祭

「博論があるんだから、”忙しい”と言ってよい立場なのではないのか、自分?」と首を傾げつつ、昨日、長老はゼミで報告をしました。発表は、助成申請の書類書きも重なりにわか仕込みとなったため、いつもより余計にボロボロになりました。一部で「あら!」と師匠の食いつきが良かったこと、それだけが救いです。とはいえ、押さえておくべき理論家に関する質問に即座に反応できず、己の底の浅さを露呈させる結果となりました。非常勤や締め切り等の理由で年長組の出席が望めなくなり(長老も論文を抱えているのだが、という点はとりあえずおいておく)、今年のゼミは寂しい状況になっているため、長老としては気を吐きたいところなのですが…。普通の家の出身で自宅暮らしではないと、”「研究生活をするには、それを維持させるためのお金が必要なわけで…」と仕事に追われる→目を通すものと言えば教材くらいに→ますます涸れる”という状況に陥りがちです。「これではいけない」と思いながらも、第三者に対する責任も発生するため仕事に追われてしまうものです。ゼミに出続けることに疑問を抱いたこともありましたが、ややもすると仕事に”流され”(←お説教で師匠に必ず言われる)がちなところを、「あぁぁぁぁ。もっともっと賢くなりたい」と研究に引き戻してくれる効果があるのかもしれません。  そんなことを思いつつ若手研究者の会合に出席し、お食事に。  「美味しいものとバカ話に飢えてるの!」というココロの叫びに応じてくれた旧友と、池袋のぶた蔵に集結。彼は忘れておりましたが、昨夜は私の誕生日の前夜だったので即席で前夜祭ということに。 ぶた
梅酒や日本酒を飲みながら、豚肉や鳥わさをいただきました。画像のお肉を野菜に包んでゆず胡椒でいただくのが、最高でした。お肉を食べると幸せになります。そういえばこの友人とは焼き鳥やら焼き肉やら、集会ではお肉を食べるというのが暗黙の了解になっている気がするなぁ…(「がっつり食べよう!」と集会をするのだから当然とは言えば当然か)。そしてお約束でシメは麺類。本来はうどん屋さんにながれるのですが、武蔵野うどんは閉店していたのでラーメンへ。久々にお腹がパンパンになるほど食べました。食い倒れたぜという感じで、他の仲間の近況をまじえたバカ話(実は仕事や将来のことなど真面目な話もかなりしたけど)で盛り上がりもして、至福のひとときとなりました。 昨夜の結論  1.本業の涸れを緊急に補うべし(教養という+αもできるとなお可)  2.友だちって良いもんだ  3.W-ZERO3はやっぱり可愛くない!