へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

楽しいこともしよう

今日と明日は大学入試センター試験。 今年からは英語のリスニング試験も含まれるなど、受験生はとてつもなくナーバスになっているはず。そんなところに、この雪。センターの時には雪が降るものとは言いますが、ちょっとした気候の変化でさえ心に動揺をもたらしかねません。うちの生徒たちをはじめ受験生のみなさんには、雪などにめげることなく、最善を尽くしてきて欲しいと思います。 雪のセンター試験初日に へっぽこ先生は何をしていたかというと、大学生の試験問題を作っておりました。今日は講義を担当している学校のもので2コマ分。昨年度も前期も、読むのはもちろんコピペレポートとの遭遇で消耗したという経験からの決断です。ここの学校は「レポートでは習熟度の見極めが難しいため、極力試験をおこなってほしい」というお達しを出すことがたまにあった所なので、ちょうどよい判断と言えましょう。機械的に採点ができるので試験の法が消耗は少ないとはいうものの、数百人の採点をすると思うとぞっとします。一人でやったら腱鞘炎になりそうだわ、と。そうは言っても、バイトを雇う財力も、ただ働きをしてくれる人間もいないので、やるしかないのですが。 先生としての業務をこなしながら、久々にクッキーを作ってみたりもしました。楽しいこともしようと思って。 失敗クッキー
  年明けに自分の生活を振り返る機会を得たのですが、あれやこれやと考えていくうちに「”自活をしつつ、論文をやらなくちゃ”と思ってあくせくとやってきたけれど、慌ただしいだけで満たされた感じがしないな…」という結論に達しました。「仕事が…」とか「勉強が…」と言って生活を楽しむことは後回しになり、息抜きをしていないから愚痴っぽくなって周りも自分も暗くして、そんな自分に気付いて自己嫌悪…と、気力を落とす方落とす方へと向かっていったわけです。しかし、気が落ちているとあらゆることが上手くまわっていかない。あらゆることの循環をよくするには楽しいと思うこと(研究以外で)をもっとやってみてもいいんじゃなかろうか、と思ったわけです。 そんなわけで、久々のお菓子作りです。すぐに手がつけられる楽しいことは、台所に立つことなので。やっている最中はテンションがかな~り上がりましたが、食べてみたらちょっとフリーズしました。砂糖が少なすぎたのか(うろ覚えレシピだったため)、あんまり甘くなかったのです。残念っ。パンだのキムチだのまで作っていた元調理班長としては屈辱的な出来だったので、また挑戦します。今年からはお菓子も作る自炊ちゃんに戻りますよ。