へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

金沢おでん旅

非常勤先の試験で精も根も尽き果てながら、週末には金沢に行ってきました。おでんを食べに…というのは嘘で、学部のサークルの同級生&先輩カップルの披露宴出席のためです。 実は私、 傷心一人旅(10年ほど前)、披露宴お呼ばれ(4年ほど前)に続き、今回で金沢に行くのは3回目なのですが、金沢駅の変貌ぶり(↓)に驚きました。 金沢駅
駅前が巨大鳥居のような状態になっているのです。伝統と現代の融合をねらったようなデザインのようですが、ちょっとビビリました。 そして3回目にして初めて気がついたのですが、金沢というのは「おでん」の街のようです。「おでんというのはじつは静岡の名物なのだ」ということを予備校の同僚先生から聞いたばかりの私には、「あれ、金沢も!?」という感じでしたが。それでも、看板に引き寄せられるまままに、金曜の夜と土曜の昼はおでんをいただきました。 赤玉おでん
こちらは、金曜夜にいただいた片町の赤玉本店の”ふくろ”です。他に、つみれ、大根、玉子、車麩をいただきました。西の方だからでしょうか、だしがしっかりしているけれども上品で最高でした(お行儀が悪くてできないけれど、飲み干したいくらい)。そんなお出しをしっかりと吸っているお麩は、予想を大きく裏切るうまさでした。シアワセのあまり、ハイボールまで飲んでしまいました。 黒百合おでん
こちらは土曜昼の黒百合(金沢駅)のおでん定食。おでんはつみれ、焼き豆腐、ちくわ。定職はご飯、みそ汁、漬物がつきまして、660円。良心的な感じです。こちらは庶民的なお味で、つみれは食べごたえがありました。昼間だというのに地元のおじいちゃんたちが呑んでいたりして、ちょいディープな空気が漂っているのも良い感じ。 今回は食べてこなかったのですが、おでんには牛すじ煮が欠かせないようです(黒百合ではおでん鍋で一緒にすじを煮ていました。一緒に煮ていたと言っても、おでんの具として串に刺してというのではないもよう)。次回(予定は未定)の金沢では、日本酒飲みつつおでん+牛すじも攻めるしかあえりませんな。