へっぽこ講師のあれやこれや(別館)

頻繁にやる気が行方不明になる大学教員の雑記です。アカデミックな要素はかけらもありません。

やはり…

コンピューターに「やる気なし」の烙印をおされ、反論の余地はないと思いつつも癪でたまらんへっぽこです。(まだまだ相性診断報告キャンペーンは実施中です。診断はこちら) 教材との格闘も一区切りついたし、新学期も近いし、何よりも「やる気なし」診断があまりにも癪なので、昨日美容院に行ってきました。いろいろと相談の結果、カラーをしてきましたよ。ちょこっと茶髪(ハイライト入り)です。しかし、です。奮起して出向いた美容院で、「へっぽこやる気なし」ということが改めて確認されてしまいました。近ごろ頭が爆発しつつあったのですが、それは縮毛矯正の効果が薄れたからではなく、単に私の手のかけ方が足りないだけだということが判明したのです。担当Tさんの、呆れたような困ったような顔といったら…。Tさん、ごめんなさい、これからはちゃんとブローをします。 完敗です。やはり、へっぽこさんはやる気に欠けていたのです。「非常勤以外はどうせ部屋にこもるじゃん」と思ったりもしますが、ちょっと心を入れ替えようと思います。 完膚無きまでに打ちのめされた気分で本屋に立ち寄ったら、 大橋洋一編『現代批評理論のすべて』(新書館、¥1,900) というのが出ておりました。テーマ、人名、用語に分かれた解説で、ブックガイドもついていて、ちょちょっと調べたい時などには便利そう。 ちなみに、昨日の行き帰りは 巽孝之『『白鯨』アメリカン・スタディーズ』 に目を通しました。”高校生が読んで分かりやすい”というキャッチコピーのシリーズだけに、小難しい用語は無し・切り口は馴染みのある話題からなので、サラッと読めます。1章・135章・エピローグのみですが、巽ヴァージョンの訳もついています。それにしても、巽先生のソフトな語り口にはびっくり。学会などではありえん感じだなぁ。 さらに本日は論文の資料を求めて非常勤先の図書館へ。しかし、非常勤先に行く前に途中のブックオフに吸い込まれてしまい、なんでだかいろいろ買ってしまいました。105円コーナーにあった『シェイクスピアの世界』(創元社)で、私の購買欲に火がついてしまったもよう。この"知の再発見双書"のシリーズって、単純におもしろいんですよねぇ。